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1 題材の目標   2 題材の評価規準 3 主な学習内容と評価 アドバイス 資料

1 題材の目標       2 題材の評価規準

1 題材の目標

この題材は、鑑賞者自身が作品に登場する人物に扮して、その場面に入り込んでみようというものである。作品の中の登場人物を演じようとすると、そのポーズや表情には、作者の意図や時代背景が反映されていることに気づく。その結果、単に視覚や聴覚で作品を鑑賞する方法よりも、体全体の感覚を通してもっと深く作品の読み取りができるようになると考える。
校内ネットワークによる教材画像の共有化、ノートパソコンの軽便性・画像加工処理機能、ディジタルカメラの即時性などを活用するとともに、グループ活動によってコミュニケーションを図りながら、日本の伝統的な版画作品を体験的に鑑賞することがねらいである。


2 題材の評価規準

関心・意欲・態度 芸術的な感受や表現の工夫
名画に入るという鑑賞方法を体験することによって、様々な作品に対する興味や関心が増し、自分なりの鑑賞の仕方を見つけようとする。 作品の中の登場人物と入れ替わることによって、作品の時代背景や作者の心情・意図、表現の工夫などに気づくことができる。
創造的な表現の技能 鑑賞の能力
マルチメディア機器の操作の習得やインターネットでの情報収集などを通して、情報活用能力を身に付けることができている。 名画に入り込む体験的な学習を通じて、日本の版画文化の歴史や、その表現の特質を感じ取ることができる。